The Resort Chef 〜シェフ紹介〜 vol.1
本日はThe Resort Chefに、最初に登録してくれた”tessei”こと”鉄生シェフ”をご紹介致します。
Q:宮古島に来たきっかけ、そして出張シェフを選んだ経緯などをお聞かせください。
A:旅行でバリに行って以来、暖かく海の綺麗な南国暮らしに憧れを抱くようになりました。その思いを実現させるべく、内地での仕事にキリをつけ西表島に移住しました。初めはリゾートホテルの厨房に入りました。西表島は自然豊かでとても良いところでしたが、他の島も見てみたくなり、以前より耳にしていた宮古島に移ることにしました。
Q:宮古島では何をされてたんですか?
A:同じくリゾートホテルの厨房です。途中、知り合った方の紹介で別のホテルに移籍しました。そのホテルでは面白い取り組みを行なっていて、”漁師と行く魚突きツアー”があったんです。突いた魚を食べれるオプションも付いてます。これがとても楽しくて。どんな魚が来るのか上がってこなければ分かりませんし、魚種や調理方法も自らお客さんに伝えなければなりません。とてもスリリングでした(笑)。けれど、そのおかげでお客さんと話す楽しみを味わうことが出来ました。ホテルの厨房だと、どうしても篭りがちで、会話どころかお客さんの顔すら見えませんから…。
Q:そこから、何故「独立」されたのでしょう?
A:方針が変わり、レシピ化されることになったんです。つまり、僕たちは決まった料理を作るだけです。そのタイミングでツアーも無くなりモチベーションが下がってしまって。「もっと自分の料理を表現したい、お客さんとも話したい」と。だから思い切って独立することにしました。
Q:それが出張シェフだったと。
A:初めは店舗を構えようと考えました。けれど、現状を考えるとまだ早いなと。出張なら店を構える必要もないし身軽ですよね。出張シェフで経験を積み、店はそれから持てば良いと考えたんです。
Q:始めてみていかがでしたか?
A:毎日楽しいです。出張は、とにかくお客さんの距離がとても近いので緊張感がある。それがいいんです。リアクションもダイレクトに感じれますから、様子を見ながら量やタイミングを調整することもできる。とてもやり甲斐があります。それに、お客さんとの会話も楽しいですし、何より目の前で「美味しい!」と話す様子を見れるのは本当に嬉しいです。この仕事を選んで良かったと思ってます。
Q:将来の夢はありますか?
A:いずれはオーベルジュをやりたいと思ってます。畑で採った野菜や釣った魚を使った料理で、目の届く範囲のお客さんをもてなしたいですね。
貴重なお話しをありがとうございました!
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