シェフ募集 - ザ・リゾートシェフ｜宮古島の出張料理人マッチング

「出張シェフ」それは、
これからの時代にマッチした料理人の新たな働き方です

ほんの数年前まで、飲食業で〝独立〟といったら店舗を構えることでした。しかし、今は違います。Uber eats や出前館などのデリバリーサービスの普及により、ゴーストレストランと呼ばれる新たな業態が誕生し、また、複数の料理人が交代で店主を務めるシェアレストランも誕生しています。そう、「持たずに借りる」「占有ではなく共有する」という昨今の風潮は、今、料理の世界にも浸透し始めているのです。そんな中、注目を集めているもう一つの選択肢が〝出張シェフ〟という働き方です。

出張シェフには幾つかのメリットがございます。
・お客様の笑顔を間近で見られる
・無駄な仕入れや待ち時間がない
・店舗を構える必要がない

通常の飲食店よりもお客様との距離が近いので、リアクションをダイレクトに感じることが出来ます。また、完全予約制ですから「お客さん来ない・・・せっかく仕込んだ食材が無駄になる」なんてことも無くなります。そして、一番大きな違いはやはり開業費用が掛からないことでしょう。

コロナで分かったこと

コロナウイルス蔓延防止処置により、店舗を構えることのリスクが浮き彫りとなりました。先ず、飲食店の開業には多額の費用が掛かります。どんなに安くても 300 万円、場合によっては数千万円が必要でしょう。また、維持する為の固定費（賃料や水道光熱費、人件費、借り入れの返済等）も高く、移転や閉店にもかなりの費用が掛かります。つまり、一度開業したらそう簡単に辞めたり引っ越したり出来ないことを実体験することとなったのです。

もちろん、このような事態は 100 年に 1 度あるかないかのことでしょう。しかし、これは怪我や病気など止むを得ない理由でお店を閉める場合でも同じ事が言えるのです。

出張シェフの現状

出張シェフの認知度は年々高まっています。例えば、「２JOY（大阪）」が手掛ける〝出張レストランサービス〟の売り上げは、3 年間で 6 倍を記録し（2003 年～2006 年）、直近では「シェアダイン（東京・出張シェフのマッチング・プラットフォームを運営）」が主催する〝おうちレストラン〟の利用者数は、前年同月比 3 倍という伸びを見せています（2019 年11 月～2020 年 11 月）。この他にも同様のサービスが複数存在していることから、今や〝出張シェフ〟は完全に市民権を得たといっていいでしょう。

それに合わせ〝出張シェフ〟を本業とする料理人も増え始めています。前出の「シェアダイン」に登録する料理人は 850 人に上ります。1 社でこれだけの数ですから、日本全体では 1,000 人以上の出張料理人がいるのではないでしょうか。

シェアダインのプレスリリースはこちら

宮古島の市場動向

宮古島を訪れる観光客数は年々増加傾向にあり、平成 30年には遂に100万人を突破しました。平成元年1月から始まった新型コロナにより大打撃を被るも、ワクチンが普及し平時に戻りさえすれば今後も更に増える見通しです。

平成25年	平成26年	平成27年	平成28年	平成29年	平成30年	令和元年	令和2年
400,391	430,550	513,601	703,055	988,343	1,143,031	1,061,323	359,592

(人)

それに伴い、宿泊施設も急増しています。令和元年から令和2年までの1年間の増加率は136%。中でも「ヴィラ」を始めとする戸建宿泊施設の増加が群を抜いており、156%の上昇となっています。

	ホテル旅館	民泊	ペンション貸別荘	ゲストハウス	ウィークリーマンション	団体経営施設	ユースホテル	合計
令和元年 12月31日	61	38	123	49	11	3	0	285
令和2年 12月31日	74	50	192 (706室)	55	15	3	0	389

(件)

このような宿を選ぶお客様は、不特定多数の人間と交わるのでなく、大切な人・気の合う仲間だけで過ごすプライベートな時間を求めています。それは食事も同様であり、沢山の人で賑わう居酒屋やレストランだけでなく、自分達だけで楽しむ時間も欲しいのです。しかし、残念なことに宮古島内にはこのニーズに応えられるサービスが存在しません。

提案

戸建て宿泊施設に泊まる旅行者に〝出張シェフ〟という新たな選択肢を提案できれば、彼らのニーズを埋めることが出来るのではないでしょうか。目を閉じて想像してみてください。夕暮れ時、潮の香りを含んだ暖かな風が吹き抜けるダイニング。キッチンからは食欲をそそるいい香りが漂う。そばにいるのは気の合う仲間、大切なあの人。運ばれてきたのは、色鮮やかな沖縄食材をふんだんに使った美しい料理の数々・・・。

いかがですか？喜び溢れるお客様の笑顔が目に浮かんできたのではないでしょうか。

我々の役割

集客

私たちの最大の務めは集客です。ですので、ネット・リアルに関わらず、適切な場所に適切な宣伝広告を行い周知致します。

やりとり

お客様との細かなやり取りは「The Resort Chef」の HP 上で行えるシステムを取り入れております。これにより〝言った・言わない〟の不毛な問題を回避できると共に、問題が発生した際、我々が仲介に入ることも出来ます。

お会計

金銭的なトラブルが起きないよう、お客様には事前にお支払い頂きます。これにより、仮に急なキャンセルがあっても料金が支払われないことはございませんし、複数の決済手段を設けることでオーダー数も伸びることでしょう。

厨房施設

「The Resort Chef」は、総菜販売免許と各種保険に加入したシェアキッチンをご用意しております。出張料理は、基本的には出張先のキッチンで全てを行うのですが、事前にある程度の〝仕込み〟を行うことで、作業時間の短縮やメニューのレパートリー増に繋がると思います。

シェフの収益例

週休2日で、1日1件のディナー（客単価10,000円/客数4人）をこなした場合の収益例がこちらです。

料理人の出費は、食材費とその他の必要経費（交通費や消耗品など）、そして当社にお支払い頂く仲介手数料のみとなります。
※シェアキッチンを使用する場合は賃料が発生いたします

食材費はオーダーが入ってから支払うものであり、手数料はお客様が支払った売り上げから差し引いて皆様へとお振込み致します。
つまり、開業前にかかる費用は一切なく、かかる固定費はキッチンを使用した場合の賃料のみとなります。

最後に

永きに渡り、飲食業界は閉鎖的かつ画一的な世界でした。「独立」と言えば自分の店を構えることであり、仕事内容は、いつ来るか・本当に来るのかも分からないお客さんの為に、廃棄覚悟で生鮮食品を取り揃え朝から晩まで厨房に立つ。恐らくまともな休日など殆ど無いでしょう。
もちろん、飲食業を全否定するわけではありません。我々もやってきましたし、これからもやっていくでしょう。しかし、別の選択肢があってもよいと思うのです。それが〝出張シェフ〟という働き方です。
さぁ、扉を開きましょう。料理人の新たな働き方が始まります。

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「出張シェフ」それは、 これからの時代にマッチした料理人の新たな働き方です